図書館職員のおすすめ

【5月のおすすめ本】

044396140000「『好き』の因数分解」

最果 タヒ/著
リトルモア/出版

 

詩人・小説家である著者が48の好きなものを短い詩にして語り、噛み砕いていきます。2ページずつのとても短いお話の中に3つの色でテキストを書き分けるという形は、心惹かれるものとなっています。
好きなものはなぜ好きなのか、どこが好きなのか、好きのその先にあるものは何なのか。
語り口が堅苦しくなく、まるで普通に話しかけてくるような言葉は、普段詩を読まない方でも読みやすく、また共感するお話もきっと多いはずです。
疲れた時にゆっくり噛みしめながら読んでみてください。


044409110000「レモンサワーの教科書」 

枻出版社

 

数年前から過熱している、レモンサワーブーム!
皆さんもテレビCMや、ちょっとおしゃれな居酒屋でも目にする機会が増えたのではないでしょうか。
すっかり幅広い世代から愛されるドリンクとなったレモンサワー。
そんなレモンサワーについて、始まりや歴史、そして「今」を解き明かすまさにレモンサワーの教科書です!
ページを開くときっとレモンサワーの虜に・・・
こんな時だからこそ、家でも楽しめるレモンサワーを極めてみませんか?


044449380000「スキップスキップ」

あまん きみこ/作
黒井 健/絵
ひさかたチャイルド

 

スキップができるようになったばかりの「えっちゃん」。ひとりでスキップしながら広場へ向かっていると、子猫のミュウや子犬のクロスケたちがどんどん仲間入りしてきて・・・。
人の多い場所へは出かけづらい今ですが、外はさわやかな新緑の季節。この絵本のリズミカルな文章を読み、明るく春らしい色づかいを見ていると、自然の中でのびのびと体を動かしたくなってきます。「えっちゃん」のようにスキップで散歩をすれば、うれしい気分になれるかもしれませんよ。


044225890000「なんだろう なんだろう」 

ヨシタケシンスケ/著
光村図書出版

 

通学の途中で、学校で、公園で何気なくかわす会話の中で「楽しいって」「うそって」「正義って」・・・なんだろう?って、考えたことがありますか?
ヨシタケさんのシュール(非現実的)な絵で考えていくことができるのがこの本です。
そこには答えはありません。たくさんのヒントとヨシタケさんの絵を見ながら、ひとりで、家族で、たっぷり時間のあるこの時期に「なんだろう」と考えてみませんか!


【4月のおすすめ本】

044405330000「トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 ふた巻きめ」

雹月 あさみ/著
ヨシタケシンスケ/イラスト
KADOKAWA

 

タイトルにあるように、すべてトイレに関する内容のまぎれもないトイレ小説の第2弾です。第1弾のひと巻き目に引き続き、1分くらいで読める短いお話と、5分ぐらいで読める少し長いお話が、いくつも詰まった一冊。
トイレに関するあらゆる角度から切り込んだ内容で「あ~わかるかも。」というお話から、「え~何それ!!」というお話まであります。読んでいるとトイレに行きたくなるような…、行きたくないような…、複雑な気分になるかもしれません。
ちょっとした空き時間にサッと開いて読めるショートストーリーなので、気楽に読んでいただけます。気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。
でも、図書館で借りた本は、絶対にトイレでは読まないでください。


042043570000「針と糸なしで『ボンド』で貼って作るバッグとこもの」 

朝倉 史/著
河出書房新社

 

折り紙のように折って、接着剤で貼るだけ。気軽に作れる巾着から、ブックカバー、おしゃれなクラッチバッグまで、ボンドできれい&かんたんに作れるバッグとこものを紹介してあります。
ミシンも縫い針も使わないので、安心安全です。
親子でバッグ作りに挑戦してみませんか?


035407100000「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」

廣嶋 玲子/著
jyajya/絵
偕成社

 

幸運な人だけが出会える不思議な駄菓子屋 銭天堂。
そこの女主人・紅子は、濃い赤紫色の着物を着ていて、体つきはどっしり。まるで相撲取りのような迫力がある人です。
銭天堂の品物は、ふつうの駄菓子とは違う特別な力を持っていそうなものばかり。女主人・紅子がすすめる駄菓子はどれも、銭天堂に来た人にぴったりのもの。でも食べ方や使い方をまちがえると、とんでもないことに……。
みなさんも銭天堂の世界にどっぷりつかってみませんか。


040992230000「かんたん15分!材料3つですいすいスイーツ」 

宮沢 うらら/著
汐文社

 

かんたんでおいしいスイーツ作りをはじめよう!
ビスケットチョコ、トリュフ、グラノーラチョコバー、チョコもちなど、プレゼントにぴったりのチョコスイーツの作り方をやさしく紹介しています。
材料はたった3つ。調理時間はたったの15分。プレゼントにぴったりのチョコスイーツを、火は使わず、電子レンジやオーブンで作ることができます。
お友達へのプレゼントに、自分用に、チョコスイーツを作ってみましょう。


【3月のおすすめ本】

「2020年に行きたい!COLORFUL&HAPPY TRIP50 1度は行ってみたい!ココロに残る日本のステキな景色」 

 昭文社

 

「世界には素敵な景色がたくさんあるけれど、日本にもまだまだ知らない素晴らしい場所がたくさんある」をコンセプトに、50のおすすめスポットを紹介。
色鮮やかな写真とともに、全国各地の旬な情報が満載。日本に居ながら、海外を思わせる景色や、絵本に出てきそうな幻想的な世界、思わず写真を撮りたくなるアーティスティックなスポット・・・。
訪れるだけで、パワーチャージできる神社の紹介や、かわいいお守りの特集もあります。
いつか行きたい!ではなく、今すぐ旅に出たくなる一冊です。


「白銀(しろがね)の墟(おか)玄(くろ)の月 1」 

小野 不由美/著
新潮文庫

私たちの棲む世界とは異なる世界、〈十二国〉を舞台に繰り広げられる壮大なファンタジー。
様々な国や王の物語を経て、次なる部隊は戴国(たいこく)。新たなる王は半年で消息を絶ち、麒麟である泰麒(たいき)も姿を消した。人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きていた。王不在から6年の歳月が過ぎ、ついに戴国に麒麟が還る。一縷の望みを携え、旅が始まろうとしている。
1991年から読み継がれている十二国記シリーズ。2012年から《完全版》が刊行されており、カバーは装画・挿絵が描き下ろしされ。裏表紙には それぞれの物語で重要な意味を持つ絵柄に。背表紙は全巻並べると一続きになる飾り絵が施されています。
始めて読む人はもちろん、これまで読み続けてきた人も、始まりの物語から読んで十二国記の世界を旅してみませんか。


「命のものさし」 

今西 乃子/作 浜田 一男/写真
合同出版

「命のものさし」、それは、みんなが公平に持っている大切なもの。そして深くて重たい言葉。あまりに深くて重たいために、ほとんどの人が、この言葉の持つ意味について、じっくり考えたことが無いのでは・・・。
本書「命のものさし」は、救った命よりも奪った命のほうが多い公務員獣医師の渡邉清一氏が、すべての命と向き合ったノンフィクションの読み物です。すべての命とは、牛や豚など 私たちの衣食住に欠かせない「産業動物」、犬や猫などペットとしての「愛玩動物」、動物園で飼育・展示されるゾウやキリンなどの「動物園動物」、そして私たち「人間」の命のことです。
渡邉氏は、動物の死からたくさんのことを学び、考え、そして悩み続けます。
「命に順位があるのか」
さて、この本を読んだ後、あなたは命に順位があると思いますか?
子どもたちだけでなく、大人の方々にも読んで頂きたい一冊です。


「ひとりでぼっち」 

くすのき しげのり/作 ふるしょう ようこ/絵
学研プラス

ひとりで過ごすことが好きなはなちゃんなのですが、友だちの優しさにふれ、少しづづ心を開いていきます。
一人の時間を尊重しながらも、友達と過ごす良さも知ってほしいというくすのき先生の願いが、ひしひしと伝わってくる絵本です。
2012年に出版された「ええところ」の姉妹編で、絵もその時と同じふるしょう ようこさんによるもので、とても良い味わいを出し、ストーリーとマッチしていて素敵です。ぜひ一度読んでみてください。