図書館職員のおすすめ

【1月のおすすめ本】

表紙世にも奇妙な君物語「世にも奇妙な君物語」 

朝井 リョウ/著
講談社

 

直木賞作家・朝井リョウが描く、テレビドラマ「世にも奇妙な物語」風の短編集。3月に同タイトルのテレビドラマの放送が決定しています。5作とも登場人物は異なっており、ハラハラするストーリーに、光が差すようなあたたかい展開で、ほっと胸をなでおろしたら…次のページにはゾッとするような結末。
小説でこの奇妙な世界をのぞいてみませんか?


表紙Joyatwork「Joy at Work」 

近藤 麻理恵・スコット・ソネンシェイン/著
河出書房新社

 

ときめくものだけを残す片づけの本「人生がときめく片づけの魔法」が大ヒットし、片づけコンサルタントとして活躍中の著者が大学教授とタッグを組みました。
今作はときめく働き方を手に入れるための片づけです。仕事場はもちろん、メールなどのデジタルデータ、時間の使い方、会議に至るまで、こんまり流(近藤麻理恵流)の片づけ方を教えます。
新年、すっきりした気持ちでお仕事を始めたい方へおすすめの一冊です。


表紙キニ子の日記上表紙キニ子の日記下「キニ子の日記 上・下」 

間部 香代/作
クリハラタカシ/絵
WAVE出版

 

この本には日常のさまざまなことが気になる小学6年生キニ山キニ子が出てきます。キニ子の絵日記に須原先生の赤ペンのコメントが書いてある、日記風の面白い1冊です。
上巻は4月~7月までの1学期の日記、下巻は9月~3月までの2学期と3学期の日記です。「録音した声が気になる」「びしょぬれのおまわりさんが気になる」「そうめんとひやむぎが気になる」「ねているときのビクッが気になる」「初夢が気になる」「おにのパンツが気になる」などたくさんのキニ子の気になることが取り上げられています。


表紙コツがわかる!小学生の体育図鑑「コツがわかる!小学生の体育図鑑」 

体育指導のスタートライン/監修
成美堂出版

 

この本では、たくさんのイラストをつかって体育が得意になるコツを紹介しています。
小学生が自分で読めるように易しい文章で書かれており、陸上競技・マット運動・とび箱・鉄棒・なわとび・球技・水泳について取り上げています。
この冬、なわとびでちょっと難しいとび方にチャレンジしたい、なわとびはちょっと苦手だから楽にとぶためのコツが知りたい、そんな小学生のみなさんにおすすめしたい一冊です。


【12月のおすすめ本】

エンド・オブ・ライフ「エンド・オブ・ライフ」 

佐々 涼子/著
集英社インターナショナル

 
「死ぬ前に潮干狩りがしたい」…在宅患者の、最期の希望を叶えるサポートをしている京都の渡辺西賀茂診療所。どうしたら満足のいく旅立ちの支援ができるのか、医師、看護師、理学療法士、ケアマネジャー、ヘルパー、様々な職種の人が一つになり、患者とその家族を全力で支えています。
この本は、著者が7年間にわたりこの診療所を中心に在宅医療を取材した記録です。大切な人に見守られ安心して最期を迎える人たち、死と必死で向き合う友人の看護師、在宅医療を受ける著者の母親、多くの死に直面する人の姿を追いながら、よりよい最期とはどういうものかを追求しています。読み進める中で何度も心動かされると同時に優しさがあふれているそんな本だと思います。


体幹を鍛える!「体幹を鍛える!」 

森 俊憲/監修
宝島社

 
これからどんどん寒さが増していきます。寒いとなかなか外に出なかったり、肩が凝ったり、運動不足や疲れやすい体になりがちです。テレビを見ている時やちょっとした空き時間に、1日10分、体を動かすだけでも体は変わっていきます。
この本では、体幹を鍛える前のストレッチから基礎、そして自分が鍛えたいところ、体の部位に合わせてなどの実践プログラムも多く載っています。また写真も多くあり、良いポイント、ダメなポイントも記載しており、しっかり本を見ながら鍛えることができます。
“最近疲れやすくなったかも…”“転びやすくなった?”“お腹が出てきた…”そう感じたらぜひ読んでもらいたい1冊です。


目でみる数字「目でみる数字」 

岡部 敬史/文
東京書籍

 

ハリセンボンの針は本当に千本?そんなこと考えたことなかったけど…。ハリセンボンが危険を察知して針を出す数字は約350~400本だそうです。
丸いピザを6等分にするには?『一寸』って何センチ?四つ葉のクローバーができる確率は?など、今まで気にしていなかったけど、「へ~そうなんだ!」「気になる!」とサクサク読めて、楽しめます。
写真で分かりやすく説明してあり、数に苦手意識がある方にもおすすめです。
最後まで読んでしまうと、周りの人に言いたくてしょうがなくなること間違いなしの一冊です。


ホッキョクグマなんきょくにいく「ホッキョクグマなんきょくにいく」 

まつみやけいじ/作
文研出版

 

ペンギンからお手紙をもらい、北極に住むホッキョクグマは南極に住むペンギンに会いに旅をすることに。赤道をはじめ暑いところを通らなければならないので、大きな氷を背負って出発しました。
道中、暑さで氷が溶けてしまい苦しい思いをするけれど、旅先で出会った仲間にアイスや新しい氷をもらい、旅を続けます。
初めての景色にわくわくするホッキョクグマを見ると、いつか訪れたくなること間違いなしです。なんといっても、後日談は必見なので読んでからのお楽しみに!


【11月のおすすめ本】

あめつちのうた「あめつちのうた」 

朝倉 宏景/著
講談社

 
高校球児の憧れの聖地・「阪神甲子園球場」。
今年はコロナ禍により、少し物足りない夏を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。

甲子園球場の整備業務を請負う「阪神園芸株式会社」に入社した雨宮大地は、劣等感や嫉妬心、様々な感情を抱きながらもグラウンドキーパーとして成長していく。「雨が降るからこそ、地面は固まる」-この言葉の意味を模索しながら。

晴れやかな舞台裏で選手たちのプレーを支える人がいるからこそ、「甲子園球場」で繰り広げられるドラマに誰もが感動するのだと思います。

11月23日は勤労感謝の日。自分の知らなかった仕事、時に“神業”と称される阪神園芸の仕事を、小説から知るのもいいかもしれません。


おもしろ医学論文イッキ読み「おもしろ医学論文イッキ読み」 

青島 周一/著
ライフサイエンス出版

 
「医学論文」という言葉からは難しそう…というイメージですが…
医学論文の中から厳選された100本を、見開き1ページのわかりやすい解説とイラストなどでイッキに読み進められる本となっています。

健康の事で気になっている事はありませんか?身近な健康問題ですが、インターネットなどであふれている情報の中から、それらの正しい情報を得たい、知りたい。そういう方に最適です。

例えば、・緑茶うがいがインフルエンザ予防に効果的?
・牛乳を飲む生活習慣は健康的?など、気になる健康情報満載です!!


キャベツちゃんのワンピース「キャベツちゃんのワンピース」 

東 直子/作
わたべ めぐみ/絵
あかね書房

 
キャベツ模様のワンピースは、まりこちゃんのお気に入り。
このワンピース以外の洋服には興味がなく、寝る時もお風呂に入る時もずっと着たまま!?不思議なことにまりこちゃんの成長に合わせてワンピースも成長します。やがて『まりこちゃん』は『キャベツちゃん』と呼ばれるようになりました。

「どうして?」と訊くお母さんに対し、「あおむしがいるから」と答えるキャベツちゃん。けれども、お母さんの目にあおむしは見えないのでした・・・。

キャベツ模様のワンピースと、それを着つづける女の子のちょっと不思議な物語。一度手にとって読まれてはいかがですか?


ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!「ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!」 

キューライス/著
白泉社

 
りっぱなヒゲにおしゃれなネクタイがトレードマークのうさぎのおおおやぶんドン・ウッサ。スリムな体に憧れて、子分たちとダイエットをはじめます。

子分たちの協力が空回り、親分がちょっと痛い目にあってしまったり…くすっと笑ってしまうかわいらしい絵本です。次はどんな作戦でダイエットをするのかな?とページをめくるのがとても楽しくなります。

そんな面白い中にも、ドン・ウッサと子分たちが互いを大切に思っている事が伝わる心温まるお話がギュッと詰まっています。